Kyokoのほっこりティータイム

自然や美しいものに囲まれて楽しむ、素敵な手作り生活

草木染の毛糸で、のんびり編み物タイム。最後まで編めないときは、好きな編み方じゃないからかも?

手編みのセーターや帽子って、やわらかな風合いがあって、なんだかほっとします。

 

去年からすこしずつ、草木染の毛糸で編み物をしています。

 

お茶を飲みながら、YouTube動画を見ながら、手を動かしていると、

なんだかとってもリラックスできます。

 

最近編み上がったのはこちら。

【編み図はこちらを使用させていただきました】

https://note.com/amimonocho/n/nc5c5d388b7f6

 

↑こちらのニット帽は、

 

ケヤキの枝や五倍子(ヌルデの虫こぶ)で染めた、

微妙に違うグレーの毛糸を2本どりで使いました。

 

【編み図はこちら】

https://item.rakuten.co.jp/gosyo/214w-19/

 

 

おとぎの国の、草木染にあこがれて

 

草木染は、意外とおうちでも簡単にできるものです。

染料(タマネギの皮)を煮出しているところ

 

私が草木染に初めて興味をもったきっかけは、中学生の頃に読んだ「広田せい子のハーブブック」という本でした。

 

自分で育てたハーブですこしずつ毛糸を染めて、

やっとセーターを編める分量がたまったので手編みした…

 

そんな落ち着いた色とりどりの毛糸で編まれたセーターの写真が載っていて、

なんだかロマンを感じました。

 

青色を染めるウォードや、赤色を染めるマダーなど、

海外から種を取り寄せて育てた、おとぎ話に出てきそうな植物の数々。

 

屋外で薪を焚いて染料を煮出して染め、

色とりどりに染め上がった毛糸の束が竿にかけられて風に揺れている…

 

自然と手作りが融合した、素適な世界が広がっていました。

 

広田せい子のハーブブック、今はもう絶版してるみたいですが、懐かしいですね☕✨

https://amzn.asia/d/7nlXHiO

 

 

生物部で草木染?

 

そんな世界にあこがれて、中学校のときに入っていた生物部では、

草木染を研究題材にしました。

 

草木染って、生物部というより手芸部っぽい内容ですけど…(^-^;、

いちおう、生物から取れる色素ということで。

 

媒染剤(色を定着させるための溶液)の種類によって色が変化することや、

紫外線でどれだけ褪色するのか、みたいなのを研究テーマにしました。

 

そのとき編んだ初めての草木染ニットは、タマネギで染めたニット帽でした。

 

あんまりかわいいデザインではなくて、

編んだだけで実際には使わなかったのですが…。

 

それからン十年、しばらく編み物から遠ざかっていましたが、

最近やっとちゃんと納得のいくデザインの実用性のあるものを編んでいるので、

 

知らず知らずのうちに、子供の頃に憧れていた世界に一歩近づいたのかも

と、ちょっぴり感慨深いです☕✨

 

↑こちらの靴下に使った毛糸は、

ケヤキで染めたグレーに藍染を重ねたブルーグレーの毛糸。

白い細い毛糸とあわせて二本どりで編みました。

 

二本どりにすると、単色より変化が出ていい感じです。

 

【編み図はこちら】無料で使えるのでおススメです。

https://www.amuuse.jp/recipe/detail/amu-99.html

 

 

最後まで編みきれないときは、好きな編み方じゃないからかも?

 

どうやら私は、「アラン模様」が好きのようです。

 

縄がからみあったような立体的な模様が素適だし、なんといっても、編むのが楽しい。

 

同じ編み方が続くデザインだとすぐに飽きてしまい、最後まで編むのが超・苦痛です。

 

いっぽうアラン模様は、立体的で変化があるので、編んでいても全然飽きません。

 

これはあくまで私の場合で、人によっては「単調なほうが無心に集中できていい」という場合もあるかもしれません。

 

もしも「いつも最後まで編み上げることができない…」という場合、

自分の好きな編み方を見つけると、意外とサクサク編めるようになるかもしれませんね。

 

これまで編んだものはほとんど人にプレゼントしてしまったので、

自分の身につけるものを編んでいきたいと思います。

 

 

草木染をしたい方のご参考に…

 

私は最初、こちらの本を参考しました。

本格的な草木染の着物から、キッチンでできる染め方まで載っていて、夢が広がります✨

草木染めをしてみませんか―工房で、キッチンで (淡交ムック ゆうシリーズ) | 淡交社 |本 | 通販 | Amazon

 

↑の本は、着物用の絹糸の染め方などが多く取り上げられていますが、

 

ウールの草木染に特化した本もあります。

著者の山崎和樹さんは、「草木染」という言葉を作った山崎青樹さんの息子さん。

 

草木染ハンドブック ウール染の植物図鑑【電子書籍】[ 山崎和樹 ]

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感想(0件)

 

…草木染の毛糸で編み物って、いいですよね✨

 

また別記事で、草木染の行程を写真入りで紹介したりもしてみたいなぁと思います。

 

最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました☕✨